教育方針

Safety • Kindness • Play-based Learning

1. 一番大切なことは、安全性と思いやりです。
2. 遊びながら学びます。

子どもは、子どもらしく在っていい。私たちは、そう信じています。

子どもの自主性と伸び伸びできる空間づくりを大切にし、トイレトレーニングを強制したり、無理やりお弁当を全部食べさせたりなどはしません。一人で反省しなさいと突き放したり、怒鳴ったり、恥ずかしい思いをさせたり、脅しを使ったりなど、懲罰を用いた教育方法は採用していません。子どもの気持ちを無視するのではなく、その感情に名前があること、そしてそれを理解するための方法を教えます。私たちは子どもたちを口やかましく躾けるような大人ではなく、保護者であり導き手でありたいと考えます。私たちの仕事は、生徒一人一人と信頼関係を築き、安全や自己管理、他者への思いやりを学んでもらうことです。

私たちの存在は、平和、保護、そして思いやりのメッセージを伝えます。
私たちの手は、繋がり、支えあうこと、親切というメッセージを伝えます。
私たちの言葉は、励まし、尊敬、育むためのメッセージを伝えます。
私たちの目は、温もり、安心感、理解のメッセージを伝えます。

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私たちは、遊ぶことが子どもの仕事だと信じています。学びはあくまでも楽しく、年齢に応じたものであるべきです。

世界ランキング一位のフィンランドの学校制度が示すように、読み書き指導は7歳になるまで必要なく、読み書き学習を幼児期に早期導入しても、子どもが賢く育つ訳ではありません。私たちは、子どもをテストしたり「いい子」に見えるように訓練したりはしません。例えばご家庭で、クラスで習った歌をお風呂で歌ったり、工作について話したり、カリキュラムに沿った楽しい遊びを通して覚えた恐竜や海、家についての知識を披露したり。ふと、子どもが自然に英語を話し理解していることに気づくと、学習の進歩度に驚かれることでしょう。私たちが子どもに望むことは、ご家庭で遊ぶようにRyozan Parkでくつろぎ、安全に楽しく学んでもらうことです。

クラスでのやりとり

子どもは成長しながら、世界を理解するために様々な方法に頼ります。

例えば、9ヶ月頃からあらゆる物を口に入れ始めます。そして12〜36ヶ月頃には、抱きしめたり、引っ張ったり、押したりすることで物理的な交流を試すようになります。私たちはこれを通常の成長過程と理解し、受け入れますが、怪我や精神的な苦痛を最小限に抑えるために、教員スタッフがクラスを管理します。

社会的な交流、特に身体的な攻撃を最小限に抑えるために、生徒はまだ乳幼児のため最低限のルールを採用しています。子どもが自制心を養うことを可能にする、一貫性のある明確な理由を伴う方法で行動管理に取り組んでいます。

子ども達が適切な身体的交流を行う必要性を理解してくださる、保護者の皆様に感謝しております。以下は私たちのクラスで実践されている方法をご紹介します。ぜひご家庭でもご利用下さい。


問題が起こる前に適切な行動を教える

子どもが普段落ち着いているときに、感情を描いている絵本や絵を見る機会をつくりましょう。 「この子はどんな気持ちだったと思う?」 「どうして怒っているのだと思う?」 「おもちゃがほしいのだって。」 「おもちゃどうぞって言ってみようか」 と、どんな場面でどんな言葉を使えばいいのかを教えてあげましょう。


良い行動を引き出す

子どもの良い行動に注目しましょう。 良い行動が見られたときには、言葉と体をつかって褒め、良い行動をさらにひき出していきます。 例えば、ハイファイブをしたり、だきしめたりしながら「お友達に優しくできるところが大好きよ。」と伝えましょう。


冷静でいること

言葉または身体的に子どもを威圧することは、問題行動を増やすだけです。


子どもが攻撃的になったときは

子どもが攻撃的(乱暴)になった時は、即座に穏やかにその状況から離れさせます。 大人は子どもからは視線を外して、1分間子どもの近くで静かに心の中で数を数え、子どもが落ち着いてから正しい行動を教えましょう。 「優しくしようね、次はこうしてみてね」と話し、してもらいたい行動を大人がして見せ、真似させます。その後は、子どもを自分の遊びに戻してあげ、適切な行動ができたことを褒めてあげましょう。


わかりやすく状況を把握させる

子どもはシンプルな理由や状況しか理解できないため、長々としたお説教は避けましょう。 「遊びたいの?」「叩いたり、つかんだり、噛んだりはしないよ。(ジェスチャーとともに)」「あの子は悲しんでいるね。ごめんなさいって言ってみよう。」と、悪い行動を止めさせ、速やかに謝れるようにします。 その後は、子どもを自分の遊びに戻してあげ、適切な行動ができたことを褒めてあげましょう。


一貫した対応

できる限りいつも一貫性のある対応をしましょう。 そうすることで、徐々に子どもがどんな場面でどんな行動をとればいいのかを学んでいきます。 そして、状況に合った適切な行動がとれるようになっていきます。

Our Philosophy

「良い子を育てるには、子供を幸せにしてやることだ」

オスカー・ワイルド
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